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KeePass2(Win)とKeePassX(Mac)との連携

DropBoxを使い、KeePassの鍵をWindowsMacで共有しているのだが、どうもMacが安定しない。

KeePass 2.23のMac版というのが存在しないので、Monoで動かすか、KyPass Companionというクローンソフトを使って利用する必要がある。
どちらも試しているのだが動作が安定しないため、安定稼働にはちょっと時間がかかりそうだ。

ということで、鍵のマスター管理をしているWindowsで、DBを2種類の形式で出力する形でMacで1.x形式のファイルを取り扱えるようにしてみる。

Windows(母艦)
 KeePass 2.23
   -> KeePass 2.x(kdbx)
   -> KeePass 1.x(kdb)

Mac
 KeePassX
   -> KeePass 1.x(kdb)


KeePass2.23にはトリガーという機能がある。トリガーのアクションでファイル保存時にKeePass 1.x形式のファイルをエクスポートするようにしておくと自動的に、kdb形式のファイルが出力できる。
以下、手順
ツール->トリガー->追加
 ・プロパティ
  名前:適当に好きな名前で
  有効:✔
  初期ON:✔
  コメント:特に記入不要

  ->次へ

 ・イベント
  ->追加
    イベント:保存されたデータベースファイル
    ファイル/URL - 比較:等しい
    ファイル/URL - フィルター:フルパスで利用しているkdbxファイルを指定

  ->次へ

 ・条件
  
  ->次へ

 ・アクション
  ->追加
   アクション:使用中のデータベースをエクスポート
   ファイル/URL:フルパスで出力したいkdbファイルを指定
   ファイル形式:KeePass KDB (1.x)

  ->完了

これで、kdbxファイルの保存と同時にkdbファイルも出力されているはず。
MacのほうでKeePassXを利用することで安定的に利用できるようになりました。めでたしめでたし。