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小笠原旅行番外編 おが丸攻略

小笠原に旅行に行った時のメモ。
小笠原に行くには東京竹芝桟橋より出ているおがさわら丸(通称おが丸)にのって、25時間かけて船旅で行く必要があります。

特2等以上のチケットであればベッドサイズ以上のスペースを確保でき、快適に船旅を過ごせることでしょうが、
チケットもかなりお高いため通常は2等での航海になります。

で、この2等客室というのがいわゆる雑魚寝状態で、一人あたりに割り当てられたスペースというものが畳1枚もないほど。
富士登山の山小屋までとは言いませんが、身長170cm以上の人は膝を曲げ、両脇との距離もわずか10センチ程度しか離れていません。

いかに2等客室で快適に過ごすかというの予め考え、準備していくことで小笠原旅行もより楽しいものになることでしょう。

快適に寝る:
25時間にもおよぶ船旅となるため、自分の居場所をどうするか?ということになります。
昼間の時間帯や食事時はデッキの外に出たり、食堂に行ったりすることもありますが、基本的には
割り当てられた自分のスペースでずっと過ごすことになります。
下に敷いてあるブランケットで多少は床の硬さも和らいでいますが、それでも快適には程遠い状況です。
クッション性の高いアウトドア用のマット・レジャーシート、出来れば空気で膨らむタイプのマットがあると快適に過ごせることでしょう。

清潔に過ごす:
一人あたり2枚のブランケットが割り当てられます。
1枚は敷くようで、1枚が掛けるよう。船室は寒いということはありませんので、寝袋までは持っていく必要はありませんが、
使い回しのブランケットを利用することになります。よほど潔癖症でなければさすがに汚れたままのブランケットではありませんので、
気にする必要はありませんがちょっと嫌だなーという人のためにデッキ中央の売店でシーツの貸出(有料)を行なっています。
また、アウトドア用のシーツを持っていくのもいいかもしれません。

食事について:
食事については、食堂デッキもしくはスナックコーナーで食事をするか自動販売機で売っているカップ麺や菓子パンを食べるかになります。
行きの場合は、予めお弁当や菓子パンを持ち込んでもよいでしょう。(ただし、冷蔵庫や電子レンジは無いのであまり美味しくないかもしれません。)
食堂は若干お高い印象はありますが、荷物を減らしたいのであればあまり気にせず食堂を利用しましょう。
なるべく安くしたいという場合はカップ麺を買って給湯器のお湯を利用しましょう。
ビールやジュースなども自動販売機で売っています。映画館に比べたら良心的な価格です。
どうしても値段を気にしていろいろと持ち込む人がいるようですが、持ち込むのは航海直後のお昼ぐらいにして、あとは現地調達で特に問題ないように思います。

場所選び:
乗船の順番に自分の場所が割り当てられるので、早く乗船しようが遅く乗船しようがどこに割り当てらるかはわかりません。
1航海往復してわかったことは団体はCデッキ、早く乗船するとCデッキ、Dデッキ、遅く乗船するとEデッキが割り当てられるようです。

焦って早めに乗船すると、乗船順に場所が割り当てられることもあり、前後左右すべてに人がいる状態です。つまり、ぎっしり詰まった状態。
で、一番最後の方に乗船すると最後のデッキはどうしても多少の余裕は残っているので、あまりの場所を結構自由に利用できます。つまり、より快適に過ごせるということです。Eデッキは、選定に近く窓はありませんが、それほど気になりません。窓に模した証明があります。
また、揺れはCデッキもEデッキもあまり変わらないように思います。なので、広々と過ごせるであろう最後のギリギリに乗船することで快適な25時間を過ごせるような気がします。(繁忙期はどうなるかわかりませんが。)

船内ツアー:
往復ともに就航直後にツアーの申込受付が始まります。
行きは特に団体客が乗船後すぐに並び始めるため、ツアーの競争倍率が高い状態です。
一方帰りは二見港でのお見送りであり、みんなはデッキ外に釘付けです。そんな中ひっそりとツアーの申し込みが始まっており、
船内ツアーをしたい方は帰りに申し込むのがお勧めです。

ほかにも快適に過ごすテクニックはあるとおもいますが、まあ、同じ航海を行う仲間同士、あまり他人を出し抜こうとせず小笠原の航海を楽しみましょう。